河井寛次郎(民藝巨匠) 琉璃釉ぐい呑

＊ご購入前に、プロフィール必読でお願いいたします。

河井寛次郎のぐい呑みになります。十年前位に骨董店で購入しました。正直、出品をするか迷ったお品。寛次郎の作品には銘がありませんので、共箱でご判断下さいませ。特別な日にしか使用しませんでしたので、お品物の状態は特にダメージもなく、綺麗な美品です。近代日本を代表する陶工、河井寛次郎(1890年～1966年)は民藝運動を通し、暮らしと創作が密接に関係した作風へと変化。食事をし、眠り、ものを作り、誰かと話し、時にはぼんやりと過ごす。そんなふうに生活の全てと慈しむ。それは、寛次郎の暮らしと仕事が常に人を尊ぶところにあった証しなのかもしれません。釉薬の扱いに長け、色彩の河井と評された寛次郎。まさに瑠璃色の濃淡が素晴らしい作品。360度、景色が違うので、ずっと眺めていられます。文化勲章や人間国宝、芸術院会員などへの推挙を辞退している寛次郎。自分の日常の一部としてものを作っているだけで、何も特別な事でもない。「暮らしが仕事、仕事が暮らし」その言葉が物語る生命の喜びに溢れた作品。ですので、毎日このぐい呑みをお使い頂ける方にお譲り致します。

※720

サイズ 口径6.5㎝ 高さ5㎝

＊箱ありです。よろしくお願いいたします。

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